2009年11月20日

あやしい探検隊、北国脇往還を行く

紅葉をみながらのハイキングが気持ちのいいシーズン♪

今週の「ケイミーのエコネットカフェへようこそ」では、
湖北のタウン誌「みーな」のみなさんに同行し、「北国脇往還」を歩いてみました!

あやしい探検隊、北国脇往還を行く


「北国脇往還」というのは、
関ヶ原~木之本まで、伊吹山のふもとから湖北の東北をむすび、
中山道と北国街道を三角形の斜め線のように結んでいた旧街道のこと。

浅井氏、信長や家康、秀吉、そしてお市の方や浅井三姉妹も通ったといわれ、
戦国時代には重要な役割をはたした道です。


あやしい探検隊、北国脇往還を行く

今回歩いたのは、旧伊吹町の「春照(すいじょう)宿」から「野村」まで。



脇本陣跡、鍵曲がりの道、白いかべの土蔵などなど、
宿場町のおもかげを色濃く残すまちなみ

あやしい探検隊、北国脇往還を行く
あやしい探検隊、北国脇往還を行く
あやしい探検隊、北国脇往還を行く


・・・と思ったら、えっ この森を行くんでしょか~^^;;

あやしい探検隊、北国脇往還を行く

「梵字石」
サンスクリット語で「仏」の文字が刻まれ、街道の安全を祈ったものだそうです

あやしい探検隊、北国脇往還を行く

いたるところにお地蔵さんが

あやしい探検隊、北国脇往還を行く


読めるかな?
かどかどに残る「道標」にも、街道の名残りを感じますねー

あやしい探検隊、北国脇往還を行く


こんなショットも。井戸、昔はどこにでもあったっけかなぁ

あやしい探検隊、北国脇往還を行く
あやしい探検隊、北国脇往還を行く


姉川の通称「越前橋」 朽ちた橋げたに時の流れを感じます

あやしい探検隊、北国脇往還を行く

いたるところに清流が 癒される~♪
あやしい探検隊、北国脇往還を行く


姉川の合戦跡。
川が真っ赤な血で染まったとも。
そんな戦いが繰り広げられたとは思えない、のどかな風景です・・・
あやしい探検隊、北国脇往還を行く


田畑のあたりは、圃場(ほじょう)整備で消えてしまった道もあるけど
集落のなかには街道がそのまま残っているところも多く、
この道が、人々の暮らしにや行き来に重要な役割を果たしていた証拠ですねー


人や物を運び、文化のタネをまいて育てたと言われている、「旧街道」。
より遠くへ、より早く、より大量に運ぶ現代ですが、
平成のいま、地元で脈々と受け継がれてきた文化を改めて見つめ直そう、
スローなスタイルでもっとじっくり楽しんでもらおう、ということで
この「旧街道」に再び注目があつまっているのも、なんだかうなづけます♪


湖北でも、
「北国脇往還再見委員会」では街道ウォーキング、バスツアー、フォトコンテストなどを開催。
昨年できた「湖北ええもんづくり本舗」では、
湖北が発祥の地といわれている「蕎麦」を沿道農家に栽培してもらい、
湖北産そばや、そば粉で作ったお菓子などを湖北で味わってもらおうという取組みがスタート。


あやしい探検隊、北国脇往還を行く


そして湖北で発行されて20年を迎えるタウン誌「みーな びわ湖」では、
湖北のいいもんを掘り起こして紹介しておられます。
くわしくは 長浜み~な編集室 0749-63-0317 まで



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