2007年01月12日

エコとエゴ

「こんな所にもエコ」に、への守山のニッパーさんのコメントを見て、

思い出しました。


くだんのカフェで手にとった新聞(うちでは購読してない新聞)に、

「溶けゆく日本人」(タイトルうろ覚えです、ごめんなさい)と題して、

気になる写真と気になる記事が載っていたんです。

写真は、東京のある大型団地のそばにある公園。

年末年始でゴミ回収がないのに、そこには大型ゴミの山が築かれていました。


以前にもお話しましたが、ゴミの分別はすすんできて、滋賀でも、指定のゴミ袋でないと回収してもらえないところが増えてきました。

このゴミ袋、湖北ではなんと1袋100円します。

スーパーで、レジ袋を有料化する動きも出始めました。


ゴミの回収やゴミ袋を有料にすれば、

とうぜん人々はゴミを減らす努力をするであろう、

という思惑からです。

しかし・・・

なんと、コンビニや、サービスエリアのゴミ箱に、家庭ごみを捨てにくる人があとをたたないとか。

冒頭の写真と記事も、それなわけです。


そしてもっともショックを受けたのは、その記事の最後のこんなコメント。

「昔からの、きれい好きな国民性は変わってない。

ただ、モラルが低下しているのだ。

まちなかの美というものには眼がいかなくなってきていて、

自分の周辺だけ奇麗であればよい、ということなのだろう」


うーむ。。。痛いところを突かれた気がします。


で、考えてみると、

車の中はとっても奇麗にしているのに、たばこや缶ををポイっと窓から捨てたり、

たくさんの人が乗っている車内でものを食べたり、化粧をしたり、大きな声で話したり、携帯電話をかけたり

ってのも、それにあてはまるのかも。。

ひとに迷惑をかけてないんだからいいじゃない、とか

自分だけよければ、いまさえよければいいじゃない、とかって。

しかもそれをわざとやってるんじゃなくって、

無意識にやってるとしたら。。。

なんだかなぁ。

悲しくなっちゃいますね。


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この記事へのコメント
ケイミーさん、確かに。自分さえ良ければいい、って考える人は私の周囲にも多いような気がします。私自身もそういう面がないとは言えません。考えさせられます・・・。
Posted by ダブルスープ at 2007年01月12日 23:15
一見美しい水鳥公園も湖岸へ出てじっくり見てみればびっくりというのに出くわします。丁野木川河口まで出た時は・・・。人間は罪深い生き物だなと・・・。
Posted by wm2007sapporo at 2007年01月12日 23:58
そうですね、私もそんなにえらそうには言えないのですが、意識の端っこには置いておきたいなあと思ってます。
Posted by ケイミー at 2007年01月14日 23:35
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