2007年10月29日
『笑いのモツ煮こみ』

『笑いのモツ煮こみ』
著者: 東海林さだお
発行: 文藝春秋
ISBN4-16-344360-6
「東海林」を「とうかいりん」とギャグでよんだつもりが通じず、
その後しばらく女性たちから白い目で見られることになったおじさん、
遠い昔にいたなぁ。
って、そんな話ではなくて。
あちこちの週刊誌に漫画入りエッセイを連載されていて、
これもその一つをまとめたもの、他にもうちの本棚には結構あります。
たしかショージさんシリーズで初めて買ったんじゃないかなあ、
これだけは単行本で、以降は文庫本。
(本屋さんすみません、でも重さや価格からどうしてもね〜)
ずばり天才だと思います、このショージさんって人。
天才という言葉の持つイメージからは180度異なるけど。
漫画家さんって、もともと鋭い観察力や描写力があって、
というか、それがないと大成しないんだろうけど、
この方のそれは、飛びぬけてると思うのだ。
サラリーマンの悲哀とかおばちゃん観察など庶民ネタが多いんだけど、
最近の若手お笑い芸人にあるようなドギツサがないのが好き。
え、これをそんな見方で?とびっくりさせつつ、
クスクス笑わせておいて、ちょっとホロッとさせてくれる。
私にとって笑いのお手本に近い。
なくても困らないけど、あったらなんだか得した気分にさせてくれる、
グリコのおまけみたい?
いつのまにか肩の力が抜けて口元がほころび、カラダがあったかくなる、
そう、まさに寒い夜のお鍋みたいな本♪
Posted by ケイミー at 22:28│Comments(2)
│観る聴く読むグラフィティ
この記事へのコメント
あぅっ、ケイミーさん!ここにもファンが一人(>_<)私は最近デビューして「ゴハンの丸かじり」を読みました。ま〜本を読んで声をあげて笑うなんて初めてで(笑)あまりにもおかしくて笑ってスッキリするので、周りの人々にお勧めする私♪まだまだシリーズは長いので幸せです(゚-゚)
Posted by ことり at 2007年10月30日 17:58
ことりさま
きゃーきゃー女性で好きな方に会えるなんて、嬉しい!♪いらっしゃい!\^0^/「ゴハンの丸かじり」なんて、さしずめバイブルですわん!これからも楽しんでいきましょねー♪
きゃーきゃー女性で好きな方に会えるなんて、嬉しい!♪いらっしゃい!\^0^/「ゴハンの丸かじり」なんて、さしずめバイブルですわん!これからも楽しんでいきましょねー♪
Posted by ケイミー at 2007年10月30日 22:58
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