2007年10月05日

泣けた。

昨日、番組でいただいたあるメッセージ。


光景が目に浮かんできて、思わずもらい泣き。。。

私もその画像を直接見ていたら、間違いなく彼女のように号泣したに違いない!と思う。


「キタマチにそぐわない内容でごめんなさい、でもどうしても書きたくなって」

そんな!そぐわない内容なんて無いよー気にしないで!
そのとき感じたこと、伝えたいと思ったことを書いてきてくださって構わないんです。


それで、ご本人の承諾を得ましたので、ここに全文を転載させていただきますね。

悲しい運命がひとつでも減ることを願って。


「今日は朝から号泣しました。

ワイドショーで、動物管理センターのリポートをしていて、野良犬、野良猫、飼い主
の身勝手で、捨てられたペットの最後を放送していました。

私は小さい頃から動物好きで、小鳥、金魚、ハムスター、犬と色々飼いました。そし
て今、縁有って、4匹の猫と賑やかに暮らしています。この子達も皆捨て猫でした。

新たな飼い主の見つからなかった子達は数日の内に処分されます。自分の明日が解る
のか、どの子も淋しく悲しい目をしていて、思わず涙がこぼれました。

職員の皆さんも、最後の日を迎えるまで、ちゃんと世話をしてあげており、処分する
のは忍びない、苦しく辛い仕事ですと、おっしゃっていました。

生命有るもの、すべて生きる権利が有ると思います。少しでも、そんな悲しい動物が
いなくなる事を心から願います。命を預かるって、中途半端な考えでは、ダメだと思
います。


まだ悲しみと怒りで、胸が痛くて痛くて。
今回の管理センターの職員さん達は、やさしく、最後は人間の事を少しは許してくれ
たかな?と思わないと、胸がつぶれてしまいそうでした。

私にとって、今家にいるニャンコは、家族です。さすがに4匹は飼えるかと不安でし
たが、今考えると、どの子がいなくなってもイヤです。

私達家族に、毎日やさしさと笑いをくれる大事な家族です。

どんな病気になっても、高齢になっても、命有る限り、お世話させてもらいたいと思
うのです。


今日は泣けて泣けて、仕方ありませんでした。

私が泣くと、うちのニャンコは涙をペロリと、ざらざらの舌で、ふいてくれました。」



辛かったよね、でも伝えてくださって本当にありがとう。


私も猫を飼っています。

じつは、先代猫は急死でした。
夜中に、私の寝ているベッドの上で
「くぅーん」と、喉の奥から搾り出したような、それまで聴いたことのない長く悲しい叫び声を残して
あっという間に逝ってしまったんです。


病気だったのに気がついてやれなかった、早く気がついていたら、もっと生きられたかもしれないのに。
それなのに恨みもせず、最後に力をふりしぼって来てくれたんだ。
そう思うと、悔やんでも悔やみきれず、泣けて泣けて。


動物を亡くした経験をお持ちの方は同じだと思いますが、
私もそれからしばらくは、つらくて怖くて飼えませんでした。


そこへ、今の猫がやってきた。

最初は、目やにもいっぱいついて薄汚れてガリガリ。
まるで「スターウォーズ」に出てくるヨーダそのもので、お世辞にも「かわいい」とはとても言えません。

でも、もの言わず部屋の片隅でじーっとふるえながらうずくまっているのを見たら、
私も彼女と同じように、「縁」を感じずにはいられなかったのを思い出します。


今ではすっかり肥えて当時の面影はなく、どちらがご主人様かわからないようにもなったけど、
その超マイペースぶりが、いつも私を癒してくれます。

かけがえのない家族、だから最後まで一緒。
どちらが先に逝くか先のことはわからないけど、あちらが先なら私がお水をとるし、
私が先なら・・・きっといつものように胸の上に箱座りをして、それから顔でもなめてくれるんじゃないかなあと淡い期待。


これから動物を飼おうとしている方、そして今飼っている方。

縁あって一緒に暮らすことになった家族。

どうかどうか、一生を共にする気持ちで暮らしてくださいね。

一緒に笑い、一緒に泣き、

そして一緒に楽しんで生きていきましょう。


タグ :動物ネコ

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この記事へのコメント
ケイミーさん、お久しぶりです(^▽^*
久々のキタマチへのメールだったにもかかわらず、お返事いただいてホントに嬉しかったです(^^*

今、我が家には、ミニ(?)うさぎ、ミニチュアダックス、白文鳥桜文鳥、ハリネズミがいます。家に来る人、不思議な組み合わせだな~(^^;って思ってはるようです。
ペットとなってくれる動物たちは、私たち人間を癒してくれる大事なパートナーです。心に傷を負っているのが分かると、自然と向こうから近寄ってくれます。
だからこそ、最期までちゃんと看取ってあげようと思っています。

実家にいた大きなグレートピレニーズは、老衰で亡くなってからもう9ヶ月になりますが、その子が亡くなったときに、何故か引きつけられる様に実家に行きました。実家の母から呼び出しもなかったのですが。
グレートピレニーズの躾の大半を私がしていたのもあったのでしょうか。
最期にこの子が呼んでくれた様に思えて仕方ありませんでした。

なかなか最期に立ち会ってあげることが難しい時がきっと多いと思います。仕事もしているので。でも、ちゃんと最期まで飼うってことは、とっても大事なことだといつも思っています。

あぅ~~(≧へ≦;コメント重くなってすみません~(汗)
Posted by かじゅママ at 2007年10月11日 21:04
かじゅママさま
コメントありがとう!(コメントに重いも軽いもないので安心してくださいね^-^)グレートピレニーズ、きっとかじゅママさんが来てくれるのを待って呼んでくれたんでしょうね、最後に会えてよかった!もの言わない動物だからこそ、心の声で気持ちを通じ合えるような、そんな関係でいたいなぁっていつも思います♪
Posted by ケイミー at 2007年10月11日 22:44
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