2008年08月25日
私なりの楽しみかた


サザンのライブ、ABCテレビのダイジェストも見てしまいました。
私が会場で見たのは初日だったんですが、最終日の今日は会場の盛り上がりもさらに凄い、初日には無かった会場サプライズもありました!
今日改めて聞くと、サザンの歌にはどこかに必ず、自分とオーバーラップする部分があるんですよね、
だから、そんな曲が流れてくると、もうウルウル。。。
きっとそんな感じで聞いていた方も多かったのではないでしょうか。
あぁ、これが終わったら、いよいよ夏も終わってしまうよ…
あ、いや、まだラジオがある!
今日の会場の様子は、水曜朝そして土曜に木谷さんから聞くのを楽しみにしましょう!^^♪
さて、今週もうひとつ見たのが、『パラレル・ワールドもうひとつの世界』展。
日仏交流150周年を記念して、日仏現代アーティストたちの作品が勢揃いしていました。
日常の暮らしの中で何気なく見ているもの接しているものに、
別の角度から光をあてたらどうなるか、
たとえば魚眼で見たらどう見えるのか、
自分の眼に映っている以外にも、じつはすぐそばにもうひとつ別の世界があるのかもしれない。
こう書くとこむずかしそうですが、それほどストレスなく気楽に楽しめました♪
面白かったのは、ダニエル・ギヨネという人の作品。高速道路や街中で、車や人に混じって、巨大な足が走って来るんです。
二本足、タコのような足、蜘蛛のように動く足…
それがなんだかまったく違和感がなく、気がつかないけどあるかもしれないこんな風景、なんて思えて自分でもビックリ。
内藤礼さんの「通路」も、印象に残る作品。
(これに私は思い切り頭をぶつけてしまいました…)
ところで、アートに行きたくなるのはなぜか。
私の場合は、1つには、とにかく美しいもの色彩の豊かなものに触れたい、そして心をクールダウンしたい。
もうひとつはその真逆で、刺激を受けたい、インスパイアをもらいたいと感じたときに足が向きます。
じつは、抽象的なもの、答えのスパッと出ないものは苦手でした。
でも最近は、わかるわからないとかじゃなくて、
自分にはどう見えるか、どう感じるか、と、自分なりの見方をすればよいのだ、と思えるようになってきたんです。
キャプションや解説は先に見ないようにして、自分ならこれにどんなタイトルをつけよう、なんて考えたりして、これがなかなか楽しい。
批評できるほど詳しくはないので特にジャンルやアーティストにこだわらず、パッと見て何かを感じられる、何かを語りかけてきてくれるような、対話のできるアートがよいなあと思います。
ただ、いつも思うんですが、日本の美術館では、なぜみんな息を殺すほど静かにしていなくちゃいけないんでしょ…
大声で話したり携帯電話をしたりするのは他の人の鑑賞の妨げ、マナー違反はもっともなんですが、普通に感想を話したりするのは、もう少し寛容になってもいい、そんなリラックスした雰囲気があればいいんじゃないかなあ。
こういう所も、お堅いものというイメージで仕切りを高くしている原因のひとつじゃないかという気がします。
『パラレル・ワールドもうひとつの世界』展
開催中〜9月28日
東京都現代美術館
※出展:ユーグ・レプ、内藤礼、アラン・セシャス、マチュー・メルシェ、ロラン・フレクスナー、ミシェル・ブラジー、ジャック・ジュリアン、ダニエル・ギヨネ、曽根裕、フランソワ・キュルレ、名和晃平。
これまた東京のイベントですが、もし機会があれば寄ってみてくださいね。
で、じつは深川にはもう1つ行きたかったギャラリーがあります。
「小山登美夫ギャラリー」で、
サザビーで16億円で落札され一躍時の人となった村上隆さんや、大人気の奈良美智さんを世に出したきっかけとも言われている、小山さんがおこした伝説の昭和初期のアールデコの建物(なんと食糧倉庫)のギャラリーです。
いや正確には、でした、かな。
最近、おなじ深川にある倉庫に移転したと聞き、その新しい真っ白スペースに是非寄りたかったのですが、
残念ながら時間切れ(>_<)
次回には、深川江戸資料館と共にリベンジしたいなあと思います♪
Posted by ケイミー at 01:12│Comments(0)
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